■ スピーカー配置の模索 ――平行法とは――  (2013.12.25)

かねてブログ:GRFのある部屋(→こちら)のROMユーザーだったのだが、そこで繰り返しテーマとなっているのがスピーカーの平行配置法。クラシック音楽ファンなら、まずは、完全な平行法で聴いてみるべきだと、主張されている。コンサートホールの大空間が拡がるという。コツは@厳密に平行法にすることと、A手前に持ってくる、とのことだ。

さっそく、見よう見まねで、この平行配置法に挑戦することにした。
GRFさんのリスニング・ルームを写真で拝見すると、巨大なものである。どうもそのまま、わがウサギ小屋に取り入れることは、できそうもない。部屋の狭さもさることながら、生活空間とオーディオ空間をどう調和させるかが問題だ。

スピーカーを精一杯に前に持ってきて、壁から離して、どうにか平行配置らしきものを実現した。



その上で、オーディオ・チェック用のCD(XLO Test/Burn-in CD)をかけて、
左右のバランスを確認。
さらに、リスニング・ポイントで最大音量になるように、スピーカー位置を再調整した。







この結果
・後の壁からは52cm、左右の壁(本棚)からは30〜40cmの距離がある
・リスニング・ポイントまでは 約2メートルとなった。




【効果】……まだまだ調整が必要だが
◆2台のスピーカーの奥にステレオ音場が展開するのが不思議
◆三次元的空間を聞きとれる:奥行き、上下位置、横展開まで
◆録音現場(マイク・アレンジ)の様子が見えるよう……左右独立型、俯瞰型、対面型とか
◆CDに情報が入っていれば、音場が広く三次元的に展開する


■このソプラノとギター伴奏のCDでは、バランスの良い演奏が聞かれる。
 



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