■ パッシブ・アッテネータを製作 (2016.4.28)

CDプレーヤーから真空管アンプへと、手持ちアンプのプリ部を利用してつないでいたが、どうも音質的に不満だ。代わりにボリュームを挿入してみようと考えた。「パッシブ・アッテネータ」というやつだ。

30数年も前に作ったヘッドフォン・アンプをばらして、そのケースにボリュームを組み込むことにした。まず、すべての配線をはずす。よくこんな細かい半田付けをやったなと改めて感心。いまは目も衰えてこんな配線は無理。ボリュームの音量調整だけを生かしてまずつないでみた。コスモス製のボリュームで1967/4月製造の刻印が。ちょっとガリがあったが、しばらくグルグルとつまみを回したら大丈夫。音量レベル的にも問題ない。

いよいよ本格作業へ。通販でALPS製のディテント・ボリューム(100kΩ×2)を購入。まずツマミに合わせて回転軸を金ノコで短く切断する。配線も何とか完了。さっそく試聴。スッキリした音だ。歪みは感じられない。操作もスムーズ、これで落ち着いてCDを聞けるようになった。

さすがに年代を経て、RCAピンジャック基板がボロボロになっている。次はこの交換が必要だな。









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