■ サンバレー 真空管バッファ付DAコンバーター(model2DAC)を導入 (2008.7.6)


かねて気になっていた、サンバレー(ザ・キット屋)の、真空管バッファ付DAコンバーター(model2DAC)のキットを手に入れ、この土日に何とか完成させることができた。

組み立て難易度は低く易しいとのことであったが、意外と苦戦してしまった。
なにしろ、このような半田ごてを振り回す電子工作は三十数年ぶりだった。

まず工具を準備しなければならなかった。ナット回しがどうしても見つからないし、圧着端子用の工具も必要だ。ホームセンターに出向いて何とか取り揃えた。

組み立て途中で、3ミリナットが足りなくなったのはまいったな。工具箱に転がっているナットで大丈夫だろうと高をくくったのだが、大昔のナットとはピッチが全然ちがう。
近所の金物屋――このごろはこのような商売はどんどん消えている――を探して、なんとかナットを都合した。それにやっぱり圧着端子も不慣れのためかうまくいかない。結局一部は半田でやっつけた。

完成後、電源ONも問題なし。トランスポートとはデジタル・ケーブル(同軸タイプ)でつないだ。
何のエージングもせずに――説明書には20時間ほど火を通せとある、いきなり聞いてみた。ちゃんと音は出る。柔らかい音だ。それに立体感がある。まるで別のCDのようでもある。
これから真空管のグレードアップも楽しみである。すでに別銘柄を入手済みなので、落ち着いたら交換してみよう。かつてのムラード製品とかは今も入手できるのだろうか?


◆真空管をTESLA E88CC(6DJ8互換)に差し替え
◆どうもこのところのトラブルは電源スイッチの故障だったようである。100V電源をスイッチを飛ばして直結とする。
   CDを聴くときはどうせアンプとともに電源は入れっぱなしだからスイッチは不要である。(2011.4.30)


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