■横浜・三渓園の梅 (2010.2.23)

2月のある日。そろそろ梅も見頃との情報で横浜・三渓園に行ってきた。
三溪園は明治の実業家・原三渓が、私邸を1906(明治39)年に公開したもの。園内には、京都や鎌倉から移築した歴史的な建造物が多く見られる。
戦災により大きな被害をうけたが、1953(昭和28)年、原家から横浜市に寄贈されたのを機に復旧工事を行い現在にいたるとのこと。

三渓園のシンボルとも言える三重塔は、もと京都府相楽郡加茂町の燈明寺にあったのを大正3(1914)年に移築したもの。
燈明寺は天平7年(735)聖武天皇の勅願によって建てられたとされる。塔は様式などから室町時代と推定される。関東では最古の塔とのことだ。


















戻る