■ クァルテット・エクセルシオ定期演奏会2017    ( 2017.7.8)

東京文化会館 小ホール
まさか猛暑日ではないと思うが。汗がふき出る。さすがの西郷さんも暑そうだ。

ベートーヴェンの初期の四重奏曲、第2番。ハイドンの響きが聞こえてくる。習作的な雰囲気もある。しかし、さすがに若々しさが直に伝わってきて気持ちが良い。エクセルシオのキャラクターにマッチした選曲だと感じた。

シューベルトは、《ロザムンデ》とか《死と乙女》しか聞いたことがない。先日はハーゲンSQで《死と乙女》に接したばかり。今日の第11番も旋律のなめらかさが際立つ。

なぜか、ブラームスの弦楽四重奏曲のナマ演奏に接するのは初めてだった。ベートーヴェン→シューベルトと続けて聞いてくると、さすがにブラームスは、弦4声にぎっしり音符が詰まっているという印象。いかにもブラームスだなと感じる。なんというか、曲の構えが大きいと。第3番はどうなのだろ。


<プログラム>
ベートーヴェン:弦楽四重奏曲 第2番 ト長調
シューベルト:弦楽四重奏曲 第11番
ブラームス:弦楽四重奏曲 第2番 イ短調 (2017.7.8)




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