■ 大野和士 コミッシェオーパーにデビュー


[月刊]モーストリー・クラシック 1999/12月号に、産経新聞の紙面が紹介されている。それによると、2001年のベルリンでのオペラデビューが決定したようである。

以下は産経新聞1999.11.8の紙面から

[ベルリン発]ドイツ・バーデン州立歌劇場の音楽総監督(GMD)を努める指揮者の大野和士が4日、ベルリンのコミッシェオーパーでシンフォニー・コンサートを指揮してデビューした。

指揮したのはダヴィット・ゲリンガスをソロに迎えたドボルザークのチェロ協奏曲、リムスキー=コルサコフの交響組曲「シェエラザード」。演奏を聴いた音楽ジャーナリストの城所孝吉さんは「前半ではゲリンガスのソロをしっかりと支える手堅さ、後半ではオーケストラから多彩な音色を引き出す自在さで観客の喝采を集めていた」と話す。

「オケは最初の練習から細かい自分の注文を熱心に実現しようと努めてくれ、よくついてきてくれた」と大野は話しているが、劇場側は1回目の練習の後、2001年4、5月の「カヴァレリア・ルスティカーナ」&「道化師」の改訂再上演の指揮を依頼。大野がこれを快諾して、ベルリンでのオペラデビューも決定したという。



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