ステージから舞台裏をぐるっと巡るコース。まずは、ホール備え付けの自慢のピアノ――ヤマハ、スタインウェイ、ベーゼンドルファー。これら３台の聞き比べ演奏。ピアニストがラベルの小品を弾いてくれた。ピアノの音色のそれぞれの個性がはっきりわかる。ヤマハは2014年導入の最新型とのこと。ちょっとヤマハらしくない堂々とした響きだ。スタインウェイは、やはり中音域の華麗な音色が際立つ。ベーゼンは別鍵盤で低音域が拡張されているのがユニーク。独特の味のある音色だなと感じた。
パイプ・オルガンではチェレスタの演奏も可能との解説があった。
オペラ劇場ではないので、大がかりなメカニズムは見られない、舞台裏はすっきり、楽屋が並んでいる。楽屋-１は指揮者専用か。つい数日前はパーヴォ・ヤルヴィが座っていたのかな。
◆ヤマハ コンサートグランド
◆スタインウェイとベーゼンドルファー
◆ベーゼンドルファー フルコンサート (左脇に増設の低音鍵盤が見える)
◆ステージの様子を確認できる
