■ クァルテット・エクセルシオ 東京定期演奏会2023       (2023-11-18) 
    2023-11-3(祝・金) 東京文化会館小ホール

コロナが5類扱いに変更されて町中の人波ももとに戻ったようである。上野も駅前道路が広場に変わり休日はかなりの混雑。
本日は東京文化会館(小ホール)で開催される、クァルテット・エクセルシオ定期演奏会に出向いた。


ベートーヴェンから始まり、ヤナーチェクからメンデルスゾーンへと、バリエーションに富んだプログラムが楽しみ。
ベートーヴェンの第1番はさすがにハイドンとかの影響を感じるが、率直な優しさをもった響きがある。第3楽章スケルツォなんか厳しいものだ。
確かに、ここから中期〜後期の弦楽四重奏曲へと深化するのだろう。
手持ちのアルバン・ベルクSQのCDセットでは、この第1番と第7番《ラズモフスキー》が組み合わされているんですね、意図的なものを感じるのだが
次のヤナーチェクはどうか。なぜかテレビの2時間サスペンスドラマを思い出させますね!殺人事件が裏に隠れているようだ。第2番へと続いているらしい。
メンデルスゾーンは18歳の作曲らしい。早熟の天才との賛辞を裏切らないものだ。第2番とあるが、最初の四重奏曲とのことだ。第2楽章が素晴らしいですね。

<プログラム>
ベートーヴェン:弦楽四重奏曲第1番 ヘ長調
ヤナーチェク:弦楽四重奏曲第1番《クロイツェル・ソナタ》
メンデルスゾーン:弦楽四重奏曲第2番 イ短調

<メンバー>
第1Vn:西野ゆか、第2Vn:北見春菜、Va:吉田有紀子、Vc:大友肇

 


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