■ マエストロの白熱教室 2024 指揮者・広上淳一の音楽道場 (2024-11-10)
2024-11-10(日) 青葉台 フィリアホール
指揮者・広上淳一が、指揮科の学生がオケを指揮するのを、その場で指導する。
オケは東京音楽大学の学生が務める。ホールには聴衆がつめかけている。
その様子を「白熱教室」と題して、公開するのだ。
学生には、実際にオケを指揮するというのは貴重な機会だろう。
ホールの聴衆の間近な反応も感じることができる。
指導の成果をその場で確認できるので、聴衆にとっても興味深いものだ。
出演した学生は6人ほどだったか。
指揮の基礎学習―棒の振り方とか、はもう修得をおわっているのだろうな。
緊張は見られるものの、それぞれ落ち着いた指揮ぶりである。
広上が指導する言葉では、自分のやりたいことを相手に伝えるには、思っているほどから
2倍3倍のアクションでやらないと、オケには伝わらないよと。
それにしても学生の出自は多様である。指揮一本で一筋とか、サラリーマンからの転身、
自衛隊員もいましたが、これは吹奏楽団員のようである。女性もいましたね。
音楽界で指揮者とは狭い世界であると感じる。将来展開は厳しいのでは。
<出演>
広上淳一(指揮者)、神足有紀(司会)
東京音楽大学指揮科教員/学生
東京音楽大学学生有志によるオーケストラ
<演奏課題曲>
メンデルスゾーン:交響曲第4番《イタリア》
モーツアルト:ヴァイオリン協奏曲 第5番《トルコ風》