■ 大倉山ジョイフルコンサート 2025-1-26(日)

第72回演奏会 《オーボエ・リサイタル》
「Viva! Diva! Oboe! ソナタと歌で綴るヨーロッパ紀行」
横浜市港北公会堂 ホール

オーボエの荒川文吉(あらかわ ぶんきち)さんはプログラムの紹介によれば、
東フィルの首席オーボエ奏者とある。これからオケとの出会いで注目したい。
ピアノの黒川航記(くろかわ こうき)さんは、CDリリースでも活躍しているよう、
《展覧会の絵》とか。

荒川さんのオーボエの音はフルートのように澄んだ音である。
なんと言うか、高調波の少ない音か、雑音成分が少ないとか、女性の声を思わせるよう。
今回のプログラムでも女声(ソプラノ)をオーボエで演奏するのが多かったですね。
それにしてもプログラムはなかなか気をつかったものでした。
ヨーロッパ各国をバランス良く配置して、バリエーションに富んで楽しめました。
プーランクの《愛の小径》はまさにシャンソン。
最後のシュニーダーは、テクニックの厳しい現代曲ではなかったか。
オーボエの音域はちょうど人の声のレンジと一致するとか。実感しましたね。

このオーボエ/ピアノのコンビは、ジョイフルコンサートの常連なのでしょうか。
会場の雰囲気が拍手にしても親密感のある温かいものでした。
アンコールの《おぼろ月夜》がぴったりマッチ。

【プログラム】
<第1部>
◆ドニゼッテイ:オーボエソナタ
◆ヴェルディ:《椿姫》から「そは彼の人か」「花から花へ」
◆ヘンデル:オーボエソナタ ト短調(HWV364a)
◆シューマン:《春の訪れ》《今は》Op.79-19・23
◆R.シュトラウス:《4つの最後の歌》から「春」

<第2部>
◆サンカン:オーボエソナチネ
◆プーランク:《愛の小径》
◆シュニーダー:オーボエソナタ

<アンコール>
◆モーツァルト:《夜の女王のアリア》
◆《おぼろ月夜》

【出演】荒川文吉(オーボエ)、黒岩航紀(ピアノ)




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