■ かなっくホール 「古楽アンサンブル」 バッハ-市民音楽の楽しみ  (2026-3-14)

<バッハは市民音楽とのつながりが深い> (3/14当日のプログラム・ノートから)
バッハは1717年にケーテンの宮廷楽長に就任した。領主レオポルド公は音楽好きで、素晴らしい音楽家を集めた宮廷楽団を立ち上げた。
公の下、バッハはブランデンブルグ協奏曲や室内楽などを作曲した。
1723年バッハはライプツィヒ市のトーマスカントル(音楽監督)に就任。毎週教会の礼拝で演奏されるカンタータを精力的に作曲・演奏した。
またコーヒーハウスでは、市民のためのコンサート(コーヒー付き)を主催した。
この様子は当時の新聞に記事が掲載されるほど音楽愛好家や専門家に期待されていた。ライプツィヒの街の呼び物ともなっていた。
ここでは、バッハ自身が作曲した管弦楽組曲、協奏曲、ソナタや独唱曲などが演奏されたという。


本日の、アンサンブル山手バロッコ演奏会は、1723年ごろのコーヒー・ハウスの様子を再現しているそうだ。そこで演奏されたバッハの室内楽をそろえている。

古楽器の澄んだ金属的な音が響いた。ヴァイオリンのガットは羊腸だという。奏法もヴィブラートなしだ。
ヴィオラ・ダ・ガンバの実演に接するのは初めて。通常聞くのは、チェロで代替しているようだ。ヴィオラ・ダ・ガンバは7弦で、エンドピンがない。
なかなかゆったりした音が聞こえた。―― 古楽器の演奏がときに「音程はずれ」に聞こえるのはなぜだろう?

たしかに優雅なコーヒー・ハウスの雰囲気が再現されましたね。
楽員の皆さんがもっと自ら楽しそうに笑顔をまじえたらどうだったのでしょう
ペルゴレージは格調の高い演奏でした。CDで聞けるのは現代楽器ですね。

<プログラム>
バッハ:管弦楽組曲第2番 ロ短調 BWV1067
ヴィオラ・ダ・ガンバのためのソナタニ長調 BWV1028
2つのヴァイオリンのための協奏曲 ニ短調 BWV1043
――休憩――
ペルゴレージ:スターバト・マーテル(悲しみの聖母)全曲

<出演>
アンサンブル山手バロッコ(曽根寛純)
    (トラヴェルソ、ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ、コントラバス、チェンバロ、ヴィオラ・ダ・ガンバ))
ソプラノ:小林恵
メゾソプラノ:曽根愛子
バロック・ヴァイオリン:小野萬里
ヴィオラ・ダ・ガンバ:坪田一子

 




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