■ 都響 定期演奏会 ブルックナー交響曲第4番 (2024-7-4)
第1003回 定期演奏会Bシリーズ 2024-7-4(木)サントリーホール
ブルッフのヴァイオリン協奏曲。あらためて聞くと名曲ですね!
ヴァイオリンの魅力が存分に描き込まれている。独奏部も華麗。
オケの鳴りっぷりもスケール感があります。
P席からは指揮者と独奏者の綿密なコンタクトが分かります。
フルシャはていねいな協演ですね。五明佳廉さんの演奏には初めて接しました。
残念ながらヴァイオリンの美音がこの席からは聞き取れなかったこと。
ブルックナーの第4番。やはり都響のアンサンブルがすばらしい。
最弱音からフォルテ〜最強奏へのなめらかな移行。ホルンの響き!
どうも最強音でホールが飽和しているよう わずかな歪みを感じる。
これはP席の限界なのかな。ブルックナーはホール中央の正面席で楽しむこと!
フルシャの指揮は無難と言うべきか。
イマイチブルックナーの魅力を引き出していないと感じたのだが。
<プログラム>
ブルッフ:ヴァイオリン協奏曲 第1番 ト短調
ブルックナー:交響曲第4番 変ホ長調
(アンコール) ピアソラ:タンゴエチュード第3番
<演奏>
指揮:ヤクブ・フルシャ
ヴァイオリン:五明佳廉
管弦楽:東京都交響楽団