■ 横フィル 第92回 定期演奏会 (2026-1-18)

2026-1-18(日) 横浜みなとみらいホール 大ホール
横浜フィルハーモニー管弦楽団 第92回 定期演奏会

イヤー! 1/18の演奏会には圧倒されましたよ
終始、緊張感にあふれた、熱のこもった演奏でした
難曲何するものぞとの強い意気込みが伝わってきました

弦パートはもちろん、アンサンブルも隅々まで見事なものでした
海老原さんの、大きなアクションの明確な指揮ぶりにも引き込まれました。
これは、横フィルとして、誇るべき演奏会だったのでは。

冒頭は独特のグロテスクな低音弦の響きで始まった
――いかにもショスタコーヴィチ
つかの間の安らぎから、早くも第1楽章でオケの大爆発――オケ総員は100人超?
静かな楽章は自然の響きなのか。ホルンの優しい響きが印象的。
3楽章〜4楽章と、打楽器のリズムが耳につく
戦いの予兆なのか。そして、大きなフィナーレが、第1楽章のテーマが再来か

壮大なオケの響きの中にも、流れが一瞬よどむような感がちらりあったか
この交響曲の作曲は1961年とか、すでにスターリンはこの世にいなかったが
ショスタコーヴィチの鬱屈がわずかにのぞいたのか

<プログラム>
グリンカ:歌劇《ルスランとリュドミラ》序曲
ハチャトリアン 組曲《仮面舞踏会》
ショスタコーヴィチ:交響曲 第12番 《1917》

<指揮> 海老原光




■ 2012年 12月 27日 横浜市大オケ定期演奏会:ショスタコーヴィチ交響曲第12番《1917年》

横浜市立大学管弦楽団の第43回定期演奏会に行ってきた。 2012.12.26(火) 大田区民ホール アプリコ大ホール

たまたま手にしたチラシで、まだ生を耳にしたことがないショスタコーヴィチの交響曲第12番を、今やビッグネームとなった山田和樹が指揮することを知った。
これは聞きのがせないと、期待をこめてに横浜市大オケ(よこいちオケと略称するらしい)の演奏会にうかがった。
冷たい突風(こがらし?)の中をたどりついた大田区民ホールは満員の盛況ではなかったか。学生の皆さんの懸命な運営ぶりに好感が持てました。

やはりメインのショスタコーヴィチの交響曲第12番の演奏に感心。約半年間も練習したとのことで、その成果が遺憾なく発揮されました。
アマオケのレベルを逸脱していましたね!充分満足しました。冒頭のコントラバス・チェロの低音弦が響きからして、すでにオケの気合いが伝わってきた。
指揮の山田和樹さんも、これ以上はないというハイ・テンションではなかったでしょうか。終曲まで保つのかと心配しましたが、オケもよく指揮棒に食らいついて行きました。
金管や木管にソロが頻出するのでハラハラする場面もありましたが、ホルンをふくめて無難にこなしていました。

この交響曲は途切れなく全4楽章を通して演奏するのが普通なのかな。いつもCDを聞くばかりなので気がつきませんでした。
それにしても、ロシア革命1917年の標題音楽というが、ショスタコらしく表裏があるようだ。普通には単なる巨大かつ凶暴な音楽と聞こえなくもない。
構成も複雑だ。よこいちオケは、この大曲・難曲を取り上げて、よくやった。

オケは舞台を埋めつくす大きな編成でした。女性団員が7〜8割を占めている。たとえばホルン・パートは全員女性でしたね。
それにオケの配置が初めてお目にかかるもの――向かって右手前面にチェロが並ぶ。たしかに、このショスタコ12番の演奏開始早々に、
低音群重視の効果を納得しました。

アンコールはショスタコの《舞踏会》。実に楽しそうな演奏。指揮者との日頃のコミュニケーションが見るからに良さそう。
良い気分で会場を後にしました。外は木枯らしがビュンビュンふいていた。
《マイスタージンガー》前奏曲も堂々とした演奏でした。ショパンのピアノ協奏曲、ピアノの寺本沙綾香さん。高音が輝いていました。アンコールは《別れの曲》

<プログラム>
ワーグナー:歌劇《ニュルンベルクのマイスタージンガー》前奏曲
ショパン:ピアノ協奏曲第1番、 ピアノ:寺本沙綾香
ショスタコーヴィチ:交響曲第12番《1917年》

◆指揮:山田和樹、横浜市立大学管弦楽団



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